FT8の送受信を行う第一歩はPCと無線機の接続です。
ごく最近まではPCのサウンド機能(マイクとスピーカ)を使って直接、無線機からオーディオ信号を受け取ったり(マイク)、無線機へオーディオ信号を送ったり(スピーカ)していました。
最近では、無線機がUSBポートを備えているのでUSBケーブル1本でPCと接続できるようになっています。
同じような仕組みは、オーディオ機器とPCを接続して行えるオーディオ・キャプチャや外付けハードディスクをPCに接続して使う場合などがあります。オーディオ・キャプチャには専用のUSB接続外付けアダプタが必要になります。
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| 上からオーディオキャプチャ、外付けHDD、無線機の各USB接続 |
PCから見てUSB接続越しの相手が無線機かオーディオ機器の違いだけで基本的な構成は全く同じです。USB(Universal Serial Bus )と呼ばれる所以ですね。
無線機(FT8)とのUSB接続では、通信データ(FT8のピ~ヒャ~と言うアレ)の他に送受信を切り替える制御信号も送らなければなりません。音声通話の場合はマイクのPTTスイッチを押下して受信→送信の切替を行ないますが、これを1本のUSBケーブルに乗せて送ってやる必要があります。
USBポートのない旧式の無線機でFT8を行ないたい場合、オーディオキャプチャと同様のUSB接続外付けアダプタ(YaesuのSCU-17など)を使えば無線機とPCを接続することができます。
【参考】SCU-17などの接続図(無線機がFTDX1200の場合)
無線機のRTTY/DATAポートとSCU-17のオーディ端子を接続し、制御信号のやり取りを無線機のCATポートを通して行う。これらをSCU-17で纏めてUSBを通じてPCとやり取りする。
まとめると「ハードウェア上はUSBケーブル1本で無線機とPCを繋げる」と言う一言になりますが、ひとつ注意することはUSBケーブルについてです。
OMさんたちの話を聴いていると、通常の(HDDやプリンタの接続に使う)USBケーブルを使っているとRF信号の回り込みで誤動作を起こすことがあるということです。従ってUSBケーブルはフェライトコア付のものを使ったほうが安心できると思われます。
-- de JR3WIV

