2024年5月7日火曜日

PCと無線機の接続(USBケーブル1本による接続)

FT8の送受信を行う第一歩はPCと無線機の接続です。

ごく最近まではPCのサウンド機能(マイクとスピーカ)を使って直接、無線機からオーディオ信号を受け取ったり(マイク)、無線機へオーディオ信号を送ったり(スピーカ)していました。

最近では、無線機がUSBポートを備えているのでUSBケーブル1本でPCと接続できるようになっています。
同じような仕組みは、オーディオ機器とPCを接続して行えるオーディオ・キャプチャや外付けハードディスクをPCに接続して使う場合などがあります。オーディオ・キャプチャには専用のUSB接続外付けアダプタが必要になります。

上からオーディオキャプチャ、外付けHDD、無線機の各USB接続

PCから見てUSB接続越しの相手が無線機かオーディオ機器の違いだけで基本的な構成は全く同じです。USB(Universal Serial Bus )と呼ばれる所以ですね。

無線機(FT8)とのUSB接続では、通信データ(FT8のピ~ヒャ~と言うアレ)の他に送受信を切り替える制御信号も送らなければなりません。音声通話の場合はマイクのPTTスイッチを押下して受信→送信の切替を行ないますが、これを1本のUSBケーブルに乗せて送ってやる必要があります。 

USBポートのない旧式の無線機でFT8を行ないたい場合、オーディオキャプチャと同様のUSB接続外付けアダプタ(YaesuのSCU-17など)を使えば無線機とPCを接続することができます。

【参考】SCU-17などの接続図(無線機がFTDX1200の場合)

無線機のRTTY/DATAポートとSCU-17のオーディ端子を接続し、制御信号のやり取りを無線機のCATポートを通して行う。これらをSCU-17で纏めてUSBを通じてPCとやり取りする。

まとめると「ハードウェア上はUSBケーブル1本で無線機とPCを繋げる」と言う一言になりますが、ひとつ注意することはUSBケーブルについてです。
OMさんたちの話を聴いていると、通常の(HDDやプリンタの接続に使う)USBケーブルを使っているとRF信号の回り込みで誤動作を起こすことがあるということです。従ってUSBケーブルはフェライトコア付のものを使ったほうが安心できると思われます。

 -- de JR3WIV


2024年4月24日水曜日

開局準備【概要】

 2024年4月に無線局免許状を取得しましたが、実際に電波を出すためにはいくつか行わなければならないことがありました。

  1. 免許状申請
  2. 運用設計
  3. 無線機
  4. アンテナ
  5. PC・ソフトウェア

大きくはこの5つになります。

[1]免許状申請

以前は申請書に記入して電波管理局に郵送していましたが、今はインターネット経由で申請が可能となっていて非常にスピーディにことが運びます(おまけに安く済む!)。

[2]運用設計

これは前回も書きましたが「デジタル通信」がメインになります。具体的にはFT8というデジタル通信をやってみようと思っています。

[3]無線機

これは免許の再申請に関連してきます。とにかくスピーディに免許状の申請を完了させて旧コールサインを取得したいと考えて、技術適合機を入手して申請することにしました。
無線機(トランシーバ)はPCのすぐ横に設置することにします。

[4]アンテナ

HF帯で運用するためのアンテナとなるとかなり大掛かりなものになってきます。
まずは手っ取り早くスタートしたいので市販のコンパクトアンテナを購入することにしました。
設置場所は2Fベランダで洗濯物を干すのに邪魔にならないように留意します。

[5]PC・ソフトウェア

FT8は無線機にPCを繋いでオペレーションはほとんどPCから行います。
私のもともとの仕事はIT系エンジニアだったのでPCそのものには抵抗はありません。
興味津々と言ったところです。

上述各項目はお互い絡み合っているのですが、詳細は別々のWebページで書いていくことにします。

 

2024年4月23日火曜日

30年ぶりにアマチュア無線局を開局!

 大学時代、同じ下宿先にいた同期生にインスパイアされて、平成元年3月に2級アマチュア無線技士免許を取得して5年ほど電波を出していました。当時運用していたのは21MHz、50MHz、1200GHzで特になにか夢中になってやっていたという記憶はありません。

それでも卒業後、大阪・茨木市の自宅(父親の会社の社宅アパート)に戻ってからは、屋上に21MHzの2エレキュービカル・クヮッドを上げたりして主にハードウェアを楽しんでいました。転勤で東京に引越してからは単身赴任の下宿先のマンションの一室から近隣の無線局とおしゃべりしたりデジタル通信していました。

そのうち徐々に交信頻度も落ちてきて平成6年3月に免許の有効期限が過ぎて、そこから本年4月まで休眠しておりましたが、何を思ったか急に無線を再開したくなり免許状の申請を行うことにしました。
最近は申請自体もネットで行うことができるようになっており、手間暇かけずに行えます。
急に再開したくなった大きな理由の一つに「FT8」があります。FT8に感じた魅力は、(1)デジタル通信である、(2)HF帯通信を経験したい、(3)旧コールサインを取得できる可能性が高い、の3つです。

このあたりについては機会があれば書いていきたいと思っています。

PCと無線機の接続(USBケーブル1本による接続)

FT8の送受信を行う第一歩はPCと無線機の接続です。 ごく最近まではPCのサウンド機能(マイクとスピーカ)を使って直接、無線機からオーディオ信号を受け取ったり(マイク)、無線機へオーディオ信号を送ったり(スピーカ)していました。 最近では、無線機がUSBポートを備えているのでUS...